5月 17

気候変動緩和への全社目標(OKR)を策定・公表 プライシングで食品ロスの半減とビジネス変革を目指す

「ビジネスのすべてをダイナミックにし、地球のサステナビリティを高める」をミッションとするハルモニア株式会社(以下、ハルモニア)は、喫緊のグローバル課題である気候変動・地球温暖化の緩和を目的とする全社目標(OKR、Objectives and Key Results)を策定し、公表しました。広く公表することにより、ご賛同いただけるパートナー企業・個人を募り、単独のベンチャー企業ではなくソーシャルプロジェクトとして課題解決を加速させることを目指します。

■策定した目標とその社会背景

目標1.
2026年末までに、日本の食品小売業における惣菜販売のうち20%を占める企業と協業し、その食品ロスを2022年水準から半減させる。

背景. 持続可能性への大きな課題となっている食品ロス

食品廃棄は「もったいない」だけでなく、その生産や廃棄の過程で多くの温室効果ガスの排出につながっています。世界資源研究所(WRI)の調査では、食品廃棄物が原因の温室効果ガス排出量は航空業界や鉄鋼業界よりも大きく、道路輸送に匹敵する影響度となっています。なお、農林水産省のデータによれば、年間に出荷される食品の6〜7%が、食べられるのに捨てられる「食品ロス」となっています。

目標2.
2026年末までに、年間売上3兆円相当の企業と協業し、価格戦略を通じてその収益性を引き上げ、少ない資源で高い利益を生み出すビジネスへの変革を促進する。

背景.変革のボトルネックとなっている収益性

オックスフォード・エコノミクスとドイツSAPの調査によると、7割の日本企業がサステナビリティと収益性を同時に実現させるのが難しいと考えています。また、電通総研の調査では「次世代につなぐよりも今の生活を守ることに精一杯だ」と考える人が6割で、他国と比べても日本が最も多い回答です。低い収益性は薄利多売≒収益を生むために多くのリソースを消費することでもあり、企業や個人が長期志向に移行する際のボトルネックともなっていると考えられます。

■OKR 進捗状況

目標と共に、現時点での進捗状況も公表しています。今後、パートナー企業の増加や、ロス削減インパクトなどの状況は定期的に開示予定です。なお、戦略や環境の変化により、これらの目標は変更されることがあります。

■公表した全社目標、およびハルモニアの企業紹介資料

 

 

■公表に際しての想い、メンバーのコメント

公表に合わせて、代表およびメンバーの想いを聞くインタビュー記事を公開いたしました。こちらからご覧ください。

プライシングで持続可能な世界を目指すハルモニアが、全社目標(OKR)を公表する理由

ハルモニアは価格戦略策定からソリューション開発までを一気通貫で支援できることを強みとし、今後ともパートナー企業との協業と、それを通じた気候変動課題の解決を目指してまいります。

■会社概要

会社名  :ハルモニア株式会社 https://www.harmoniainc.jp/
設立   :2015年4月21日
代表者  :CEO 松村 大貴
所在地  :東京都千代田区有楽町1-12-1 新有楽町ビル11階
ミッション:「ビジネスのすべてをダイナミックにし、地球のサステナビリティを向上させる」
事業内容 :価格戦略に関するコンサルティングおよびソフトウェアの開発・提供

■採用情報

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■お問い合わせ
取材・広報について pr@harmoniainc.jp
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