4月 13

PRICING TOPICS Vol.18|2022.4.13

1週間のプライシング関連の注目ニュース・事例などをまとめ、紹介するニュースレターです。

夏を感じる日が増えてきました。街なかでは半袖やサンダルの人も時折見かけます。

しかし今年の夏は、私たちの生活に欠かせない「エアコン」にピンチが訪れているそう。半導体不足の影響で生産が追いつかない機種もあるそうで、買い替えようにも欲しい機種がない!なんてこともあるかもしれません。それに加え、燃料価格の高騰により昨今電気料金も上昇し、今年の夏は今まで以上に家計に負担となりそう。

さまざまな社会情勢による価格高騰は、間違いなく私たちの生活に影響を与え出しています。物価上昇を至る所で感じる現代、政府だけでなく企業単位でも物価上昇に見合った所得向上への対策が、求められそうです。

それでは、2022/4/7〜4/13までの注目のトピックスをピックアップしていきます。

 


 

■プライシングニュース

原油価格高騰をうけ、ガソリンは補助金で右肩上がりだった価格をなんとか落ち着けることができた様子。しかし、世界のさまざまな価格高騰は引き続き継続中。原因の一つであるウクライナ侵攻の状況もまだまだ出口が見えません。

 

世界の物価高騰は、「安い日本」の価格にも色濃く影響を及ぼしているのは言うまでもないですが、円安対策として31%超の企業が原材料等の高騰を価格転嫁しているそう。また、その方針にも企業の戦略が見えてくるようです。

 

今年頭にニュースになったイトーヨーカ堂曳舟店での食品ロス削減のためのダイナミックプライシング実証実験の結果がまとめられています。課題は多いものの、今後に繋がる結果も。こちらも注視していきたいですね。

 

■小売×TECH

キャッシュレス決済が一般化したことにより、消費者の購買データや移動データなど、取得できるデータの量や質が向上しました。そのから見える消費者行動の変化とは?

 

同じく、データ分析・活用によってさまざまな企業の改善活動に繋がっています。小売は時に利益率の低い業態。技術の活用により、収益向上だけでなくロスの削減など、伸びしろはまだまだありそう。

 

小売業界の中でも、とりわけDX化が遅れていた百貨店。中に入るブランド・メーカーなどの納品に際してはさまざまなルールや煩雑なオペレーションが存在していますが、そこにやっと、DXのメスが入れられるようです。

 

空中ディスプレイをコンビニで見かける時代がくるかも?!レジを通らずにスマホアプリで完結する決済なども普及が進むなか、どのようなところがメリットになるのでしょうか。

 

■経済ニュース・企業の戦略に関する読みもの

4月1日より、レジ袋に加えてスプーンなど、多くのプラスチック製品の有料化が始まりました。これにより店舗側も消費者にも負担は増えることになりますが、SDGsや環境への配慮を考えれば当然のことなのかも。まずはどのような法律なのか、おさらいしておきましょう。

 

コロナ禍で、業績が好調なスーパーマーケット業界についてのニュースを。成城石井の上場準備に関するニュースには少々驚きがありました。その背景などもぜひチェックして。

 


ハルモニア株式会社は「ビジネスのすべてをダイナミックにし、地球のサステナビリティを向上させる」をミッションとした、変革コンサルティングおよびシステム開発に取り組む企業です。

ハルモニアでは、企業のプライシング変革支援として、価格戦略やプライシングに関する技術導入相談や社内向けの研修・ワークショップなどを承っています。

 

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